片道2時間の長距離通勤をしているヨシヒロです。こんにちは。
1万時間の法則
さて、いきなり質問ですが、あなたは「1万時間の法則」というのを聞いたことがありますか?仕事やスポーツや楽器の演奏など、天才と呼ばれる域に達するには、1万時間の鍛錬を積む必要がある、というマルコム・グラッドウェル氏が提唱した法則です。以下の本で紹介されていたりします。
ある資格を取得して事業を展開している知人と話をしていたとき、彼が、「事業を始めてからまだ1年ちょっとだから、1万時間までまだまだだよ」というようなことを言っていました。そのあといつも通り家路へと向かう電車に乗りながら、ふと考えました。
「僕の通勤時間が1万時間に達するのは、いつだろう?」
ということで、計算してみました(笑)。私の通勤時間は、正確には往路が2時間半、復路が2時間、1日の合計は約4時間半となります。1ヶ月に20日間通勤するとして、これを12ヶ月続けると、4.5時間 × 20日 × 12ヶ月 = 1,080時間/年という計算になります。
ですから、1万時間に達するのに要する年数は、10,000 / 1,080 = 約9.2年ということになります。約9.2年間この長距離通勤生活を続ければ、私の通勤時間は1万時間に到達し、通勤の天才(?!)の領域に達します(笑)。
多くの人が、通勤片道30分〜1時間程度でしょう。間をとって45分、往復90分だとすると、同じく1万時間に達するまでには10,000 / (1.5時間 × 20日 × 12ヶ月) = 約27.8年という年月が必要になります。つまり私は、このまま長距離通勤生活を続けるとしたら、一般的な通勤者の3倍くらい早く1万時間に達します。
1万時間費やせばいいってもんじゃない
マルコム氏の提唱する1万時間の法則は、確かにそれだけ時間を費やせば、仕事やスポーツなどその道の”プロ”の領域に達するだろうと感覚的には理解できます。
しかし、誰でも1万時間を費やせばプロになれる、天才的領域に到達するかといえば、そんなはずはありません。1万時間の法則の話をするとき、幼少期から野球の練習を怠らず続けているイチロー選手の例がよく引き合いに出されます。
イチロー選手のように野球が好きでコツコツ毎日練習する人と、野球がそれほど好きでもないけど親がやれと言うからやってる、と言う程度の人では、練習の密度も向上心も全然違いますし、当然ながら同じ1万時間をかけたとしても、到達するレベルには雲泥の差があるのは誰でもわかると思います。
そうです。結局は時間の使い方なんですよね。そこで私も考えました。9年近く今の長距離通勤生活を続ければ1万時間に達するけど、毎日なんとなく電車に揺られていれば、ただの長距離通勤者です。
でも、この1万時間を超高密度に有効活用すれば、本当に”長距離通勤のプロ”になれるのではないか?そんなことを思いました。何言ってるんだこいつは・・・と思いましたか?
でも私は、自ら長距離通勤をする選択をして、この通勤時間を有効活用する方法を徹底的に考え、実践しています。まだまだ足りない部分もあると感じていますが、毎日実践しながらブラッシュアップしています。
長距離通勤コンサルタント
でも、もしかしたら、こんな経験も誰かのお役に立てるかもしれません。そう思って、このブログも書いているわけです。長距離通勤せざるを得なくなった人が、どうやって快適な毎日を過ごすか・・・経験したことない人にとっては、片道2時間なんて、未知の世界ですよね。不安も大きいことでしょう。
でもなんらかの事情でそうせざるを得ないとしたら、きっと私の発信している情報が役立つこともある・・・そう信じて書いております。
人間は誰かの役に立てていると感じられれば、幸せを感じられる生き物です。私も、日本のどこかで長距離通勤をしている方のお役に立てると信じ、今後も情報を発信していきたいと思います。
”長距離通勤のプロ”と言うことで、これからは”長距離通勤コンサルタント”の名乗ろうかなと、思いつきました。そんなコンサルタント、多分世の中にいないですね。少なくとも、ググっても出てきませんでした。であれば、このコンサルタント業は完全なブルーオーシャンです(笑)。たぶん、好んで真似する人もほとんどいません。
もし長距離通勤のことで何かお悩みや聞きたいことがあれば、ぜひ遠慮なく”長距離通勤コンサルタント”のヨシヒロにご相談ください。メッセージはお問い合わせフォームからどうぞ。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。