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片道2時間の長距離通勤をしているヨシヒロです。こんにちは。
ヨシヒロ
僕、片道2時間かけて通勤してるんです。
って言うと、「大変だね」「そりゃ辛いね」「え…マジで…(ドン引き)」みたいな反応が普通です。あなたもだいたい想像つくと思います。あるいは、この記事を読んでくれているということは、そう言われる側の人かもしれませんね。
世の中は「働き方改革」真っ盛りで、リモートワークも流行っているので、ますます長距離通勤って意味あるの?無駄じゃない?みたいな風潮が加速している気がします。
でも、世の中いろんな事情の方がいて、長距離通勤せざるを得ないって場合もあるわけです。あなたがもし長距離通勤せざるを得ない人だとしても、僕はあなたに「無駄だよ」なんて言いません!あなたの応援者でありたいと思います。
長距離通勤は「長時間の移動が無駄」と言われますが、「長時間一人の時間が確保できる」と捉えることもできます。物事は捉え方次第です。
今回は、長距離通勤を物書きの時間に充て、小説を出してしまった人(!)のお話です。僕は長い通勤電車の中でブログを書くことが多いですが、確かに小説だって書けちゃいそうです。人様に読んでもらえるものが書けるかどうかは別にして。
長距離通勤電車の中から生まれたという岡本学著『架空列車』という小説をご紹介しながら、時間の使い方を改めて考えてみます。
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岡本学『架空列車』

なぜこの本を手に取ったかというと…タイトルに惹かれたというのもありますが、いちばんの理由は、この本が通勤電車の中で生まれたからという理由です。
この架空列車という作品は、第55回群像新人文学賞という賞を受賞された作品でもあります。その受賞コメントの中で著者の岡本氏は次のように語っています。
(どういう時間に執筆していますか?どんなときにアイディアが浮かびますか?という問いに対して)通勤が長く片道3時間もあるので実は執筆はすべて電車の中。構想もアイディアもすべて列車の安全な運行のおかげです。
《群像WEBページより引用》
片道3時間!有効活用してるな〜ということで、どんな本を書かれたんだろう〜と次第に興味が湧き、読んでみることにしたというわけです。もう完全に、「通勤時間を有効活用している人」マニアになってます(笑)
僕は主にブログで文章を書いていますが、電車の中はブログや本の執筆など何かしら文章を書くのには適しているのかもしれません。今はスマホ、タブレット、ノートPCと自分にあったデバイスが選べますしね。もちろん紙とペンも!
ネタバレになるので小説のストーリーはあまり書きませんが、人付き合いが苦手な男が、東京から単身東北地方へ引っ越す場面から物語は始まります。仕事はせず、ただひたすら『架空列車』を走らせることに夢中になっていた矢先に…(続きは小説を読んでください!笑)
アウトプット思考で時間を使いたい
著者の岡本氏は片道3時間もある通勤時間を、小説を書く時間に使っていました。そしてこんな素敵な小説を世に送り出されました。僕は(岡本氏の隣に並べて書くのも恐縮ですが…)ブログで情報発信をしています。
何れにしても、「書く」ことをやっているんですよね。「書く」ことはアウトプットすることです。アウトプットすることを意識して時間を使えると、自分の頭の中を整理できてとってもいいです。
ビジネスマン
インプットも大事でしょ?
という方も多いと思います。もちろんインプットすることも大事です。でも僕は、インプットは“きっかけづくり”であると捉えています。例えば今回、『架空列車』という小説を読むというインプットをして、こうやって時間の使い方を改めて考える“きっかけ”になりました。
同じ1冊の本を読んでも、人によって感銘を受けるポイントは違うし、感じることも千差万別ですよね。1冊の本から得られるきっかけも、僕とあなたではたぶん違っています。
何かのきっかけを得たら、ぜひそれを何かの行動、つまりアウトプットに変えて欲しいなと思います。僕の場合は、インプットから得られたきっかけはブログ記事としてアウトプットして、記事を読んでくれるあなたの“きっかけ”になりたいなと思っています。
「このブログの記事を読んで、こんなことをやってみようと思った。」
そんな風になれば、僕はとても嬉しいです。もしこのブログがきっかけで何かやってみよう!と思うことが出てきたならば、ぜひ教えてくださいね。全力で応援します!
おわりに
ということで今回は、長距離通勤電車の中で生まれた『架空列車』の著者の生活スタイルに思いを馳せながら、僕なりの時間の使い方についてお話ししました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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