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「長距離通勤生活」は未来へ踏み出す1歩?

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片道2時間の長距離通勤をしているヨシヒロです。こんにちは。

 

今日から4月・・・新年度の始まりですね。この時期は会社の異動だったり、転勤・転職だったり、生活スタイルが大きく変わる人が多いと思います。

 

私は2017年の6月に第一子が生まれたのをキッカケに田舎に移り住み、今の長距離通勤生活を始めましたが、今日はある本を読んでいて、「通勤電車は地獄行き」なる表現を目にして、改めて自分の長距離通勤生活についてはどうか・・・と振り返ってみました。

 

結論から言うと、タイトルにもあるように、私にとってこの長距離通勤生活は、未来へ踏み出す1歩であると考えています。地獄どころか、むしろ(道のりは遠いけど)楽園行きだと思っています。さて、それはなぜか?というお話をしたいと思います。

 

これまでの長距離通勤生活

私が今の「片道2時間通勤生活」を始めたのは2017年の6月からで、あと2か月もすると1年を迎えます。私の家から会社までの移動距離はちょうど100kmくらいですから、なんと1年間の総移動距離は約48,000kmになります!(月20日出勤するとして計算)

 

地球1周が40,000kmくらいなので、1年で地球1周以上できちゃう計算ですね!そう考えると、自分でもなかなか恐ろしい距離を移動しているなぁと気づきます。

 

移動時間で言えば、以前の記事にてご紹介しましたが、年間約1,080時間です。これだけの時間を移動に使っているサラリーマンもなかなかいないでしょう。

 
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通勤電車は地獄行きの重苦しい列車?!

さて、冒頭に書いたなんとも恐ろしい表現ですが、通勤とは全く関係のないこんな本を読んでいたら、あとがきに著者の正直な想いが書かれていました。

 



畔柳(くろやなぎ)茂樹著最強の農起業! ブルーベリー観光農園で失敗しない農業経営という本です。自動車部品メーカー大手であるデンソーの管理職だった著者が、サラリーマンとして働き続けることに疑問を感じ、ブルーベリー農園のオーナーとして起業するという内容です。

 

起業する上でのノウハウや、紆余曲折、なぜブルーベリーを選んだのか、など、読みやすい文章で綴られております。なぜ私がこの本を手に取ったのか?だいたいあなたのご察しの通りですが、私も「このままサラリーマンとして働き続けていていいのだろうか?」という疑問を持っているからです。

 

ここで、著者のあとがきの冒頭部分を引用させていただきます。

 

もうサラリーマンを辞めて10年がたつ。いまでは当時のことをそれほど思い出すわけではないが、ある場面に遭遇すると必ず辛かったサラリーマン時代がよみがえる。それは、たまたま朝の通勤電車に乗り合わせたときだ。まるで地獄行きの列車に乗り合わせてしまったかのような重苦しい雰囲気に遭遇すると、昔の記憶がフラッシュバックする。特に月曜日はひどい。私が住んでいる名古屋圏よりも首都圏の方がさらに深刻だ。そこに夢や希望など感じられるはずもなく、今の日本を象徴している。
畔柳茂樹著 最強の農起業より引用

 

著者の畔柳さんは農業で起業され、日本を代表する大企業デンソー時代の給料を上回り、さらには農園の営業日は年間60日くらいしかないので悠々自適な生活を送っているという話でした。

 

そんな畔柳さんが嫌な思い出として残っているのが、朝の通勤電車の風景なのでしょう。地獄行きの列車とは、なんともひどい言われようですね(笑)

 

もし日本のサラリーマンの大多数にとって「朝の通勤電車は地獄行き」ということであれば、私は地獄行きの通勤電車に好き好んで長時間乗り、1年で地球1周分もの距離を移動しているということです。どれだけ地獄へ落ちたいんだ!という話ですね。

 

ひとり時間は大事

誤解のないように言っておきますが、私は何も地獄へ行きたくて長距離通勤をしているわけではありません。むしろ、今の自分にとってベストな選択だと思っています。

 

小さな子どもがいる私にとって、一人になれる通勤時間は貴重な「ひとり時間」なのです。最近はイクメンブームであり、週末のパパたちは子育てに精を出します。もちろん私も例外ではありません。

 

イクメンを否定するつもりはなく、子どもと遊ぶのも楽しい生活の一部ですから、それはそれでいいのですが、やはりひとりになってゆっくりと思考する時間は絶対必要だと考えています。

 

そうでなければ、いまの現状にただただ流されていくだけで、気がつけば5年、10年たっていた・・・なんてフツーにありそうで恐ろしいです。

 

dilanjana / Pixabay

 

長い通勤時間が未来への1歩を踏み出すキッカケになる?

だから私は、子育て環境が(私たち夫婦にとって)いい、地元の田舎に移り住むことにしたのです。そして、長時間の移動時間を私の「ひとり時間」として確保し、このような読書だったり、今後の働き方や複業といったゆっくり考えたいテーマについて、ブログ発信しながら日々思考しているのです。

 

複業や働き方については、別のブログで多く発信しています。よろしければこちらもどうぞ。

 
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当然、このような時間が確保できるからこそ、常に新鮮な情報を仕入れたり、自ら発信することで気づきを得たり、周りからのフィードバックをもらったりできます。

 

そう考えたら、私にとっての長距離通勤は決して地獄行きの列車ではなく、むしろ楽園へ向かう長い旅路と捉えることもできます。(プラス思考すぎるでしょうか?)

 

通勤電車の中でもできることはたくさんある

インターネットが生活のインフラとなった今、極端な話、スマホさえあれば起業だってできてしまうと思います。インターネットビジネスも、アイデア次第で様々に広がります。

 

そうしたら、通勤電車の中で起業することだって、夢ではありません。考えようによっては、すごいメリハリのある働き方だと思いませんか?会社での勤務はぴったり8時間、往復の電車4時間は複業(副業)に専念し、家に帰ったら家族との時間を過ごす。

 

「電車に乗りすぎて頭おかしくなったんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はいたって冷静です。本気でそんなことを考えています。

 

長距離通勤をただただ「嫌だ、最悪だ、やめたい」と考えるばかりでなく、これからの未来に向かってどうやって有効活用しようか、考えてみませんか?

 

いろんな本を読むだけでも、とても視界がひらけます。私も元々は大企業に勤め、安定した収入を得て、週末は楽しく過ごせればいい、くらいの考えしかありませんでした。

 

しかし、昨今の時代の変化が激しすぎるので、そんな考えでは到底生きていけない気がするし、もっと毎日の人生を楽しみたいと思うようになってきました。

 

おわりに

最強の農起業の著者に反論したかったわけではありません。あなたにとっても今は「地獄行きの列車」と思えるかもしれないけど、行き先は自分次第で変えられる、ということを言いたかったのです。

 

私はこの長い通勤時間を活用して、ブログで発信する楽しさも知ったし、自分が文章を書くことが好きなことにも気づいたし、ゆっくり、たくさん本を読む時間はあるし、それほど悪くないと思っています。

 

このブログは私が長距離通勤を始めた少し後から、半ば思いつきで始めたブログですが、最近は「長距離通勤 うつ」「長距離通勤 辛い」といったネガティブなキーワードでたくさん検索していただけるようです(笑)

 

もしかすると、そういったキーワードで検索される方は、「辛いよね、わかるわかる!」という共感を得たい人もいるかもしれませんが、私は、それでは何も解決しないと考えます。

 

長距離通勤を辛いと思っている人同士で傷を舐め合ったところで、距離が短くなるわけでもなければ、移動時間が短縮できるわけでもありません。

 

だったら、この時間をどう使うか、あるいは今後のためにどう使っていくか、考えた方がよっぽど生産的だと思いませんか?

 

賛否両論あるとは思いますが、もしあなたも長距離通勤者で、今の状況を変えたいという思いがあるならば、ぜひ、これからのことを一緒に考えてみませんか?もし何かやってみようと思っていることがあれば、ぜひ私にも声をかけてください。メッセージはこちらからどうぞ。

 
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現状の長距離通勤を楽しみながら、近い将来もっと楽しい人生を過ごすために、どんどん行動していきましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

あ、畔柳さんの最強の農起業は面白かったです。これから農業で起業してみたいと思っている人にとってとても大事なことが書いてあります。ぜひ、読んでみてくださいね。

 



ABOUT ME
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
1年間で距離にして地球を約1.2周分、時間にして1080時間を通勤に費やすサラリーマン。地獄のような通勤生活?!と思いきや通勤時間をフル活用して楽しく生きています。このブログでは長距離通勤の必需品、時間の活用術、通勤にまつわる様々なコラムをお届けしています。(もちろん通勤中に)