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長距離通勤生活に変わって得られたもの

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今日は、私が長距離通勤生活に変わって得られたものについてお話しようと思います。そもそも私が「自転車で20分」から「電車で2時間」の場所に引っ越すことを決めた大きな理由のひとつは、子育て環境を重視したからでした。

そして、得られたものは、生まれたての小さな小さな我が子と一緒に過ごす何事にも変えがたい時間です。なぜ、会社から2時間も離れた場所に引っ越したのに、子どもと過ごす時間が得られたのか?その理由をお話します。

里帰り出産の現状

あなたにはお子さんがいらっしゃいますか?いらっしゃる場合は、あなた、あるいはあなたの奥様は里帰り出産をされたでしょうか?ある調査によると、里帰り出産をする人は、出産をする人のうち約6割だそうです。半分ちょっとの人が里帰りするということですね。

里帰り出産時の里帰りの距離は人それぞれです。「実家は九州地方で居住地・職場は東京です」というような、実家に帰るために半日以上かかる方もいるでしょう。一方で、「実家は居住地・職場の隣の県なので、実家までは1〜2時間です」というパターンもあります。

以下、妻が里帰り出産する夫の立場で書きますが、私の場合は後者の実家まで2時間という距離でしたので、妻と一緒に里帰りしてしまおうと考えました。会社へも通えない距離ではないし。そして、私の片道2時間通勤が始まります。

新生児と呼ばれるのは28日間

私は自分の子どもが生まれるまで知りませんでしたが、「新生児」と呼ばれる期間は生後28日間だそうです。母子健康法という法律で定義されているのだそうですね。へぇ〜

妻が里帰り出産し、自分(夫)は現在の居住地に残って仕事を続ける、というパターンは多いと思います。男性が育児休暇を取りやすくなってきたとはいえ、まだまだ少ないですから。そうすると、新生児の期間に子どもの顔を見れるのは週末だけとかになってしまいます。

妻の実家が遠方という旦那さんは、育休をとるか転職するかしない限り、生まれてから数ヶ月は子どもの顔を直接見ることができません。

それが何だか寂しいなあと思い、私も一緒に里帰りすることにしたのです。妻は妻の実家に、私は妻の実家の近くに賃貸を借りました。いわゆる近居というやつです。もし長距離通勤が原因で体調を崩したりすれば、また会社の近くに引っ越すか、いっそのこと転職してもいい、と思って引っ越しを決断しました。これで、新生児の期間も毎日子どもの顔が見られます。

親が子どもにできること

子どもが生まれると子ども中心の生活になるとはよく聞きますが、まさにそんな状況になっています。それがいいとか悪いとかの話ではなく、必然です。私は「親が子どもにしてあげられることのひとつは、子どもにとっていい環境を提供してあげること」だと思っています。

私が思う「いい環境」とは、たくさんの人に囲まれて過ごすことです。パパママ、じいちゃんばあちゃん、お兄ちゃんお姉ちゃん、近所にいる親戚とかいろんな人に話しかけてもらい、可愛がってもらって、育って欲しいと思っています。

赤ちゃんは生後3〜4ヶ月くらいまでほとんど何も見えていない状態です。しかし、耳は発達していて、お腹の中にいる頃から声が聞こえるといいます。そんな時期だからこそ、話しかけてもらえる人がたくさんいる環境は、子どもにとってはいい環境ではないかと思うのです。

おわりに

会社から2時間という遠距離地に引っ越しましたが、生まれたての頃から毎日子どもの顔を見られるという環境ができました。仕事が終わって家に帰り、子どもに「ただいま」を言うと、両手両足を力強く動かして「あーうー」と答えてくれる子どもがとても可愛いです。

こんな記事を書きながら、もし二人目が生まれることになったら今度は育児休暇を取得しようと決めました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


ABOUT ME
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
1年間で距離にして地球を約1.2周分、時間にして1080時間を通勤に費やすサラリーマン。地獄のような通勤生活?!と思いきや通勤時間をフル活用して楽しく生きています。このブログでは長距離通勤の必需品、時間の活用術、通勤にまつわる様々なコラムをお届けしています。(もちろん通勤中に)