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長距離通勤は「新しい働き方」か?〜旅するように働こう〜

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片道2時間の長距離通勤をしているヨシヒロです。こんにちは!

 

さて、先日Newspicksの記事でこんなタイトルの記事を目にしました。

 

【働き方】旅するように働く、ワーク・アズ・トラベリング時代
https://newspicks.com/news/3224102/

 

通勤に片道2時間もかかることを会社の人に話すと「毎日旅行みたいどね」なんて言われたりします。そんなこともあったので、まさに僕の働き方はワーク・アズ・トラベリングだ!なんてタイトルを見て思いました。このNewspicksの記事が示す「ワーク・アズ・トラベリング」とは意味がちょっとちがうかもしれませんが。

 

片道2時間以上もかかる通勤生活は「時間の無駄だ」とか「大変ですね」とか「毎日辛いね」とか、批判や慰めも色々言われますが、僕は案外悪くないと思っています。はい、今回は物事は捉え方次第だ!というお話をしたいと思います。

 

この記事を読んでくれている“意図せず長距離通勤することになってしまった”というあなたも、長距離通勤せざるを得ない状況なら、捉え方次第では面白い生活が始まるかもしれませんよ?

 

最新の働き方「ワーク・アズ・トラベリング」とは?

ご紹介したNewspicksの記事では、例えば奄美大島出身で大学教授兼、業務コンサルタント兼、奄美の産業創出プロデューサーという三足の草鞋を履いている勝眞一郎氏の働き方などが紹介されています。(有料記事なので、ここには詳細を書きませんが)

 

勝氏は月の半分を奄美大島、もう半分を関東で過ごす二拠点生活をしているそうです。他にも東京と鎌倉の二拠点生活者や全国の地方を飛び回りながら地方創生事業をする人などが紹介されています。

 

・・・そう、この二拠点生活というのがワーク・アズ・トラベリングと呼ばれる働き方なのです。多拠点を持ち、旅するように移動して各地で仕事をする。そんなワーク(ライフ)スタイルを持っている人たちがいるんですね。

 

僕の場合、三重県の“田舎”と名古屋の“都市部”という二拠点を毎日移動しながら生活するスタイルで、これも広い意味では「二拠点生活」と言えるかもしれない・・・なんて思うわけです。

 

勤務先の名古屋市周辺に家を借りている訳ではないので、拠点=住む場所と捉えると二拠点とは言えませんが、生活の基盤となる場所が離れた場所に二箇所ある、と言う意味では二拠点生活です。

 

これは捉え方の話で、「ただただ遠いところまで通勤してます」って言うのと、「毎日二拠点を移動しながら生活しています」と言うのでは、後者の方がなんかカッコよくないですか?別にカッコつける訳ではないのですが、その方が気分がいいので、そう言うことにしておきます(笑)

 

「長距離通勤=辛い」って誰が決めた?

私は行きは通勤2時間半、帰りは2時間というとてつもなく長い通勤をもう1年以上やっている訳ですが、「辛い」と思ったことは一度もありません。

 

厳密に言うと「しんどい」と思ったことは何度かあります。飲み会で帰りが遅くなると、さすがに翌日5時前に起きるのは「しんどい」です。でも、多少体がしんどいだけで、だからこの生活が辛い、嫌だと言うわけではありません。

 

「僕は片道2時間以上かけて通勤しています」と言うと、誰に言ってもみんな口を揃えて「それは辛いね〜」と言う言葉が返ってきます。でも、それを言っているのはそんな長距離通勤したことない人たちばかりです。

 

でも、それが世の中一般の声というか、100人に「長距離通勤は辛いですか?」って聞いたら99人は辛いと答えるという感じだと思うので、みんなが口を揃えて「辛いね〜」というのもおかしなことではありません。

 

でも、長距離通勤が辛いかどうかはやってる本人の捉え方次第だと思うのです。移動時間を最大限有効に活用できれば、そこそこ長い移動時間が不可欠になるかもしれません。そうなれるかどうか、自分次第ですよね。

 

刺激と反応の間には選択の自由がある

超有名なビジネス書の引用ですが、こんなことを言っている人がいます。僕が好きな言葉のひとつです。

 

刺激と反応の間には選択の自由がある
スティーブン・R・コヴィー著 7つの習慣より

 



 

人間はほとんど無意識に生きていると言われています。意識しているのは1〜3%くらいで、残りの97〜99%は無意識だとも言われています。コヴィー博士の言葉に合わせて言えば、何か刺激があればそれに“無意識に”反応するというのが普通です。

 

熱々の缶コーヒーを握ると思わず「アツっ!」と言って缶を手放そうとするし、目の前を突然大きな蜂が横切ったら思わず体を反らせて避けようとしますよね?これらは全て無意識の行動です。

 

「片道2時間の通勤をしています」と聞いたとき「あぁ辛いね〜」と口から出てしまうのも、無意識の反応じゃないかなと思うんですね。

 

熱々の缶コーヒーは火傷のもと、大きな蜂は危険だ、というように脳にインプットされているから無意識に体が反応するわけですが、長距離通勤=辛いというのも脳にインプットされていて、ついつい無意識に「辛いね〜」という言葉が出てきてしまう。本当に辛いかどうか、やったことがないから本当のところはわからないにも関わらず、です。

 

人間は無意識で生きているのだからそれは仕方ないです。だから他人からなんと言われるかはここでは問題にしません。でも、自分の中では刺激と反応の間に選択の余地があることを知って欲しいのです。

 

「長距離通勤」と聞いたときにすぐ「辛い」という言葉をイメージしてしまうのではなく、「長距離通勤」してたら一人の時間がこんなにあるな〜とか、読書時間がたくさん取れるな〜とか、いろんな選択肢を検討してみるのです。

 

そうすると、「長距離通勤」という刺激(突然上司から長距離通勤になる遠方の支店へ転勤を命じられたらそれは刺激でしょう)に対して「辛い、嫌だ」とすぐに心を塞ぎ込むことなく、もしかしたらあんなことやこんなこともできるかも?と自分の可能性を探ることができます。

 

もちろん、長距離通勤はメリットもあればデメリットもあります。それらを天秤にかけて自分にとって(一時的でも)プラスになるのであれば長距離通勤という生活スタイルを選択することもありだと僕は思っています。だから僕はこんな生活を続けているわけです。

 

おわりに

ということで今回は物事は捉えようだ、というお話でした。ワーク・アズ・トラベリングと呼ばれる働き方は普通のサラリーマンでは実現が難しい人が多いかもしれませんが、僕は長い移動時間にブロガー(長距離通勤アドバイザー)というもう一つの顔を持ち活動しています。

 

いち企業の社員として、いちブロガーとして、そして家に帰れば父親として、毎日3つの自分を楽しく生きています。そんな生き方も、ありじゃない?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ABOUT ME
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
1年間で距離にして地球を約1.2周分、時間にして1080時間を通勤に費やすサラリーマン。地獄のような通勤生活?!と思いきや通勤時間をフル活用して楽しく生きています。このブログでは長距離通勤の必需品、時間の活用術、通勤にまつわる様々なコラムをお届けしています。(もちろん通勤中に)