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長距離通学の実態とメリット

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片道2時間の長距離通勤をしているヨシヒロです。こんにちは!


先日、このブログを見てくれているらしいある大学生さんからTwitterのダイレクトメールをもらいました。そこに書かれていた内容はこうです。

この度、ヨシヒロさんにお礼をお伝えしたく、メールを送らせて頂きました。


私は現在大学四年生で、通学時間が2時間半程かかります。その中で、通勤2時間.comのブログを拝見し、以前は苦痛だった通学も今は比較的楽しく通学できるようになりました。

就職活動も順調に進み、内定も頂くことができました。今後もヨシヒロさんのブログを見て、自分の人生をより良いものにしていきたいと思います。ブログの更新も楽しみにしています。ありがとうございました。

(個人が特定される可能性のある表記は変更または削除して記載)

 

なんと嬉しいメール!!このブログは、自分と同じように長距離通勤する会社員の方に向けて書いているつもりですが、長距離通学する学生さんにも見ていただいているのですね…嬉しいです。


そこで今回は、何かしらの理由があって長距離(遠距離)通学をしている、或いはこれから長距離通学をするあなたへ贈る記事です。

長距離通学だと早起きしないといけないし、学校に居られる時間は同級生よりも短いし、授業の後に皆で遊びに行くことが難しいし、平日バイトできないし…良いこと何もないじゃん!って思っているかもしれません。

でも、考え方次第、捉え方次第だと思いますよ。ということで、学生が長距離通学するメリットをお伝えします。なお、僕が学生だったのははるか十数年前の話なので(笑)そんなベテラン社会人の目線で見たメリットです。

社会人生活も長くなると「あぁ〜学生のとき〇〇しときゃよかったな〜」って思うことは多々あります。この感覚は現役学生さんには理解しづらいところがあるかもしれませんが、そんなもんかと参考程度に見ていただければと。

長距離通学の実態

まずは長距離通学する学生さんの実態を見てみましょうか。限られたデータですのでこれが全てではないですが…


ベネッセ教育綜合研究所がおこなった『第2回 大学生の学習・生活実態調査』の報告書によると、大学生の通学時間の実態が垣間見れます。

この調査報告(2012年のデータ)によると、大学への片道の通学時間は?という問に対して15分以内が30.7%、30分以内が13.9%、45分以内が9.2%、60分以内が14.6%…と続きます。そして2時間以内(1.5〜2時間)という回答はなんと9.7%もあるんですね。それ以上は3.3%あります。学生さんも結構長距離を移動しているんですね。

そう言えば、僕の同級生でも一人、2時間半くらいかけて通学しているヤツがいたな…といま思い出しました。確か彼は「やってられん!」と言って2年生から大学の近くに引っ越していたような…

長距離通学のメリット

そんな長距離通学をする大学生の交通手段は基本的に電車・バスなど公共交通機関と思いますが、移動中には何をして過ごしているでしょうか?この移動時間の使い方次第では、自分をもっと成長させられる機会にもなります。


自分の時間、自分だけの時間を何に使うか。学生に限った話ではないですが、これはとっても大事なことですね。僕も常に、1分1秒を意識して生きたいなと思います。とは言ってもなかなか意識できないのが実際ですが…

長距離通学をする学生さんは、「長距離通学」という生活スタイルを選んでいる時点でのメリットもあると思いますし、時間の使い方次第ではもっと大きなメリットが生まれると思います。ということで、学生が長距離通勤するメリットを以下に思いつくまま、書いてみますね。

規則正しい生活が身につく

まずは、ほぼ間違いなく規則正しい生活が身につくように思います。早起きしないと授業に間に合わないですし、早起きしなきゃいけないなら、早く寝ますよね。(学生だと1日くらい寝なくてもなんとかやってける体力ありそうだからそうとは限らないけど…)


学生さんは学校に行ってアタマ使っているわけですから、できるだけスッキリした頭で毎日を過ごしたいですよね。学びの質を高める要素のひとつは、規則正しい時間の使い方です。特に睡眠の取り方は大事です。

早起きを習慣化したい人へ|毎朝4時45分に起床する私の早起きの方法長距離通勤をする人の必須スキルの一つが「早起き」ですね。通勤の距離に関わらず、苦手な人が多いと思います。一方で早起きを習慣化する方法を知りたい人も多いでしょう。毎朝4時45分に起床している私が早起きするために意識していることをお伝えします。...

以前の記事で早起きのコツや睡眠サイクルの話をしましたが、日中に頭脳明晰に活動するためにはやっぱり睡眠の質はとっても大事です。そういう意味では、必然的に規則正しい生活が身につく長距離通学生活は、ある意味健康的な生活スタイルであるとも言えます(ちょっと言い過ぎ?w)。

 

成績が上がる(やり方次第)

二つ目のメリットはズバリ、学生なら気になる学業成績が上がるということです。でも、これは移動時間の過ごし方次第です。


予習や復習、あるいは学んだことに関する周辺知識を得ようと思ったら、教科書を読み込んだり関連書籍の読書量を増やす必要がありますよね。そうなると、いつその時間を確保するかというのが問題になってきます。

家にいても、習慣的に予習復習や読書を怠りません!という方はあまり関係ありませんが、家にいるとどうしても怠けちゃう…という方は、「電車移動中に勉強する」というマイルールを習慣化できれば、学業成績アップも可能性アリだと僕は思います。

習慣化する力が身につく

でも、学生は学業がすべて…という訳でもありません。今どきは小・中学生でも起業する子もいるくらい、学生時代から色んなことにチャレンジできる時代です。大学生起業家の話もちょくちょく聞くようになってきました。

僕も学生時代にブログに出会ってたらな…とか思ったりします。いや、ブログという存在は知っていたけど、自分の思いや意見を自分から進んで発信するなんてことが到底できる人間ではなかっただけですが。


それはともかく、毎日ほぼ決まった時刻に、決まった時間だけ移動時間がある人は、何かを習慣化することが比較的簡単だと思うのです。”電車移動中”という枠ができることで、あとはその枠の中で何をやるか?を考えればいいだけですから。

習慣をつけるのって、この枠を作ることが難しいから、なかなか習慣化せず三日坊主で終わっちゃう人が多いんだと思います。「やってみたいな〜」と思うことがあっても「今日は時間なかったな〜明日からでいっか〜」みたいにね。

だから長距離通学を始めたなら、何か習慣を身につけるチャンスです!勉強でもいい。趣味の読書でもいい。ブログを書いてもいい。電車移動中にできることは意外と色々ありますよ。

「外で身体動かしたり筋トレする以外は興味ない!」という人もいるかもしれませんが(そんな人はこの記事をそもそも読んでいるとは思えませんがw)、電車の中で毎日やれる(周りに迷惑をかけない)筋トレを考えてみるのもいいかもしれませんよね。

僕はもやしみたいな体型でその才能は全くありませんが、電車内で出来る筋トレ法を開発されたら、ぜひ教えて欲しいです!このブログで紹介させていただきます(笑)

その他・・・

他にも色々…電車移動中は何もできない!なんて思ったら損ですよ。先日、別の記事で満員電車の押し合い圧し合いの環境を「好きなバンドのライブだと思えばいいのでは?」と呟いていた人のことを紹介しました。彼の発想が素敵すぎて記事にもさせてもらいました…

ミュージシャンの活躍の場は満員電車の中まで広がっている?片道2時間の長距離通勤をしているヨシヒロです。こんにちは。先日Twitterを何気なく眺めていたらこんなツイートを見つけました。 ...

毎日満員電車でただただツライ…と捉えるか、今日も大好きなアーティストの超満員ライブだ!と捉えるか。同じ押し合い圧し合いをしていても全然感じ方が違いますよね。(クラシックファンですと言う人は…ごめんなさいw)


長距離通学するということは、必然的にそれなりに朝早く通学することになると思うので比較的空いている時間に電車に乗れると思いますが。座席に座れるなら、パソコン作業、絵を描く、文章を書く、何かを読む、そのあたりのことは一通りできてしまいます。

ぜひ、あなたなりの快適な過ごし方を見つけてもらえればと思います!

おわりに

ということで今回は、長距離通学のよさにフォーカスしてみました。いいことばかり書きましたが、移動するために定期代はかかるし、確率は低いけど移動中の事故に巻き込まれる可能性も増えます。まぁ何事もポジティブな面とネガティブな面がありますよね。


念のために言っておくと、僕は決して長距離通学すべきだ!と言うつもりはありません。大学の近くに引っ越せるならそっちのが断然ラクでいいと思います。

ただ、人それぞれ様々な事情があると思います。なんらかの事情で長距離の通学をしなきゃいけない、でもそんなことできるの?みたいな学生さんが、自分の捉え方ひとつで長距離通学もなんとか楽しめそうだ、と思ってもらえれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
1年間で距離にして地球を約1.2周分、時間にして1080時間を通勤に費やすサラリーマン。地獄のような通勤生活?!と思いきや通勤時間をフル活用して楽しく生きています。このブログでは長距離通勤の必需品、時間の活用術、通勤にまつわる様々なコラムをお届けしています。(もちろん通勤中に)