片道2時間の電車通勤をしているヨシヒロです。こんにちは!
世の中では「働き方改革」がホットなキーワードとなっていますが、働き方改革のひとつとして「在宅勤務制度」を取り入れ始めた会社も増えてきましたよね。
インターネットやそれに付随するパソコンやスマホなどデバイスの進化によって、自宅にいても仕事ができるという人が増えてきているのだと思います。
特にホワイトカラーの人は1日パソコンに向かっているという人も多いと思いますので、それなら会社じゃなくて家にいても同じように仕事できるじゃん?ってなりますよね。
僕も分類的にはホワイトカラーに属する人間です。そして僕が働く会社でも在宅勤務制度がスタートしました。まだまだ始まったばかりですが、これからどんな成果が出るか楽しみではあります。
ということで、通勤に2時間もかかる私は迷わず在宅勤務制度を利用したい!と申請し、晴れて申請が通りましたので早速在宅勤務してみて感じたことを書きます。
これから異動や転職で長距離通勤になるのが不安・・・という方も、在宅勤務制度があればもしかしたら会社と自宅との距離を気にせず仕事ができるかもしれませんね。(制度の内容にもよりますが)
目次
通勤2時間の生活スタイル
普段は片道2時間の距離を電車通勤し、たまに在宅勤務で仕事することにしたわけですが、最初にそれぞれの1日のスケジュールを比較してみたいと思います。まず通勤する日のスケジュールはこんな感じです。
05:45 | 起床!→朝食→身支度 |
---|---|
05:25 | 家を出て電車に乗る。5:34の始発電車。 |
08:00 | 会社到着、仕事開始。 |
17:00 | 仕事終了、会社を出る。 |
19:10 | 家に着いて、まず子どもをお風呂に入れる。 |
19:40 | 妻と夕飯を食べる。 |
20:00 | 子どもの寝かしつけ、家事、自由時間など。 |
22:00 | 就寝! |
こうやって見てみると、
とか、
とか、いろんな声が聞こえてきそうです。初めてこのブログを訪れていただいた方は驚かれるかもしれませんが、なぜこんな生活をしているの?と思われた方はコチラの記事をぜひご覧くださいね。
さて、普段通勤をする僕の平日のタイムスケジュールはこんな感じで自由な時間がほとんどないように見えますが、私にとっては電車での移動時間は十分な自由時間です。
ブログを書く、本を読む、たまに仕事の続きをする、考え事をする・・・僕が一人でやりたいと思うことの半分くらいは移動時間中にできてしまいます。
在宅勤務の生活スタイル
では、在宅勤務をする日の生活スタイルはどんな感じか見てみましょう。こちらは在宅勤務をしたある日のスケジュールです。
06:00 | 起床!→子どもと朝の散歩→朝食→身支度→子どもと遊ぶ |
---|---|
08:00 | 妻(育休中)は子どもを連れて近所の実家へ移動。僕は仕事開始。 |
12:00 | 昼休憩(自炊)。徒歩5分のコンビニへおやつを買いに行く。 |
13:00 | 午後の仕事開始。 |
17:00 | 妻と子どもが帰ってきたら仕事終了。 |
18:00 | 子どもと散歩→家族揃って夕飯を食べる。 |
19:00 | 子どもをお風呂に入れる。 |
20:00 | 寝かしつけ、家事、自由時間など。 |
22:00 | 就寝! |
こんな感じですが、通勤する日との圧倒的な違いがあります。何かわかりますか?それは子どもと過ごす時間が圧倒的に増えることです。
勤務時間はどちらにしても朝8時から17時までで、お昼休憩1時間を挟んで8時間勤務です。普段通勤している日は、移動時間は自分一人の時間ですが、在宅勤務するとその時間は主に子どもと遊ぶ時間に変わります。
まぁ当たり前かもしれませんが、同じ1日でも、時間の使い方が全然変わるな〜という感じですね。家に居れば、基本的には子ども中心に生活が回っています。
在宅勤務を利用して感じた3つのこと
このように長距離通勤する日と在宅勤務する日ではかなり生活スタイルが変わるわけですが、長距離通勤と在宅勤務を両方経験した僕が感じたことを以下にまとめてみます。
家族との時間が増える喜び
上にも書いたように、在宅勤務を導入することで家族と過ごす時間が圧倒的に増えました。我が家の場合は、在宅勤務中は妻と子どもが近所の実家へ遊びに行くのでその時間は一人ですが、家族もずっと家にいる場合は家族との時間がもっと増える人もいるでしょう。
うちの息子は1歳になったところですが、この時期は歩き始めたり、色々な物の名前を覚え始めたり、言葉を理解し始めたり、子どもの成長を見ていて飽きることはありません。
日々成長する子どもの様子を見れるのは、やっぱり楽しいです。もちろん食事やオムツ替えなど世話する時間も増える大変さもありますが、それでもやっぱり子どもと過ごす時間は楽しいです。
うちの子は父親を見習って(?)朝5時頃に起きることもあるので、通勤する日は出勤前にほんの5分くらい子どもと触れ合う時もあります。もちろん、出勤時に寝ていることも多々ありますので、そうすると子どもと触れ合うのはお風呂と寝かしつけ前のわずかな時間だけです。
以下の記事でも書きましたが、長距離通勤をすることにした理由のひとつは、実家に近い田舎の自然多き環境で子育て環境を充実させるためでした。
妻としては地元のよく知った土地で実家も近く、子育てしやすい環境ですし、子どもにとっても爺ちゃん婆ちゃん、親戚の子どもたちやおじさんおばさん、多くの人と自然に囲まれてのびのび育っているように思います。子どもにとってもいい環境だと思います。
ただ結果的に僕が子どもと過ごす時間は少し短くなってしまった感はあります。まぁ全てが完璧に揃う選択肢というのはなかなかないわけですが・・・
でも在宅勤務制度を定期的に利用すれば、家族と過ごす時間を今より増やすことはできる。それは実感できたので、あとは自分の仕事をうまくアレンジして、在宅勤務できる日を増やすことが僕にとってよりベストな環境に向かうポイントです。
家で仕事する方がハード?!
ここまで読んでいただくと、在宅勤務めっちゃええやん!と思われるかもしれませんが、在宅勤務は意外とハードだな〜と感じました。
在宅勤務するということは、当然パソコンでできる作業が中心となります。文書作成、データの整理、などなど、1日パソコンにかじりつき状態になる人が多いとおもます。
会社にいるときは、時々同僚と会話したり、ちょっと別の部署へ雑用をしに行ったり、なんだかんだ集中していない時間がありますよね。
でも在宅勤務となると、同僚との会話もほとんどなければ、隣の部署へ行くような用事もこなしようがありません。そうすると、もうホントにパソコンかじりつき状態です。
もちろんパソコンの前でふぅ〜と一息ついてコーヒーを飲むことくらいはしますが、そういうときって頭は結構働いていたりします。そういう意味で、頭を休める時間ってほとんどないな〜と感じました。
それから、最近在宅勤務を取り入れ始めた会社も多いと思いますが、よく出てくる話として「在宅で仕事って、ホントにちゃんと仕事してるの?サボってるだけじゃないの?」みたいに思う人も中には居るようです。
制度を悪用する人はゼロではないかもしれませんが、ほとんどの人はきちんと仕事しているでしょう。でなきゃ後で自分が痛い目を見るだけですからね。
それでもそんな声が社内で上がっていることを知っている僕は、「そう思われないようにキッチリ仕事しよう」という想いが多分どこか頭の片隅にあり、いつもより頑張っちゃうのかもしれません。
ワークスタイルの自由度を与えられた以上、自分のやりやすいスタイルでより大きな成果を出すことが求められるのはある意味当然ですよね。
そんな想いもあったりして、在宅勤務したあとは普段会社で仕事をした日よりも疲労感が大きいと感じました。在宅で仕事する方が意外とハードかもしれません。
仕事/プライベートの切り替えの難しさ
僕は通勤に2時間以上かかる生活をしているので、仕事とプライベートが物理的にも感覚的にもキッチリ別れている感じです。
仕事が終わって読書したりブログ書いたりしながら家に帰ってきて、家に着いたら完全に家族と過ごすモードに切り替わっています。
それが、在宅勤務になると、仕事とプライベートの境目が一気に無くなります。カフェやコワーキングスペースでやる人はそこまで感じないかもしれませんが、僕は自分の寝室で仕事しているので、完全なプライベートスペースに仕事を持ち込んでいる感じです。
ワークライフバランスという言葉があります。ワークとライフをバランスよくしようねという意味ですが、いやいやライフワークバランス(ライフ優先)でしょ?という意見や、そもそもライフとワークの境目はこれから無くなっていくという話もあります。
何が最適かは人によって違うと思います。個人的にはライフとワークの境目がなくなる状態が人生一番楽しめる状態のように今は思っていますが、まだそれに慣れてないので、在宅勤務をしてライフとワークがごちゃっとなると、なんだか疲労感を感じてしまいました。
17時に妻と子どもが帰ってきたら仕事を終えるというスタイルだと、仕事のアタマから子どもと遊ぶアタマに一気に切り替えが必要です。実は切り替えなんて必要ないのかもしれませんが、子どもと遊びながら仕事のことを考えているのは、今のところなんか違う気がしています。
仕事とプライベートは分けたい派の人にとっては、在宅勤務をする前に脳みそをしっかり切り替える準備が必要かもしれません。
おわりに
今回は僕の長距離通勤生活と在宅勤務生活の比較をしてみました。これから長距離通勤をすることになる人も、会社が在宅勤務制度を運用していたり、これから作ろうとしている場合は、ぜひ活用してみてください。
会社の制度は使い倒して、自分らしい生活スタイルを実現していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。