通勤コラム PR

通勤は単なる“痛勤”か?通勤を人生の選択肢へ昇華しよう

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片道2時間の長距離通勤をしているヨシヒロです。こんにちは。


2019年5月8日の日経新聞11面に『さらば痛勤 VRオフィス』と題した記事が掲載されていました。以前にこのブログでも紹介したアメリカのeXp Realtyという不動産会社のVR通勤の話です。

通勤ナシ!バーチャル空間に出勤する会社とは?片道2時間の長距離通勤をしているヨシヒロです。どうも。最近、世の中では働き方改革、働き方改革、ってうるさいですね。あなたの会社でも、事あ...

eXp Realtyはバーチャル空間でアバターを作成し、そのアバターがバーチャルオフィスに出社することで事実上出勤していることになります。自分の身体は自宅なり近所のカフェなりにあっても、通勤0分で出勤できてしまうのです。


「通勤」という行為はいつも無駄だの要らないだのと言われ、挙げ句の果てには「痛勤」などと揶揄される始末です。都市部の満員電車の中で押し潰されて移動していたら、そう思ってしまうのも仕方ないかなと思いますが。

でも、僕はあえて通勤時間を確保するという選択肢もあるということをこのブログでお伝えしています。そんなことを言っていると色んな誤解もされるので、なぜそう思っているのか、ホントに伝えたいことは何かを改めて書いてみたいと思います。

長距離通勤を勧めている訳ではない

片道2時間の長距離通勤をしながら、


長距離通勤中にこんなこともできるよ〜こんな過ごし方もあるよ〜

などと発信していると、そこだけにフォーカスされて”長距離通勤を楽しんでいる人”とだけ写っているかもしれません。

そうすると、長距離通勤は楽しい=みんな長距離通勤しよう!と勧めているようにも捉えられるかもしれません。

でも、決して僕みたいな長距離通勤生活を人様にお勧めしようとは思いません。僕が伝えたいのは、長距離通勤は意外と楽しいということではありません。(それも本当に伝えたいことを成すための一部ではあるのですが)

通勤は無意識行動

冒頭に紹介したeXp Realtyのような会社はまだまだ稀な存在で、日本で働く人(特に会社員)はほとんどの人が距離や時間の長短はあれど通勤をしています。


誰しもがやっている日常的な通勤という行為はあまりにも日常的すぎて、あまり深く考えることのない行為、無意識にやっている行為のひとつだと思います。あるいは通勤について何か考えていたとしても、

みんな同じように頑張って通勤してるんだから自分も頑張らなきゃ仕方ない
会社行かなきゃ仕事できないんだし、通勤がどうのこうのと言っても仕方ない

といったように無意識のうちに考えてしまっている人が多いかもしれません。逆に毎朝、「今から通勤するぞ!」と意識して家を出る人はほとんどいないと思います。

何も考えず(あるいは今日1日の予定をぼんやり考えながら)家を出て、いつもの電車に乗り、スマホでニュース見たりゲームしたりしながら、気づいたら「あ、降りる駅だ」と人の流れに乗っていく。

多くの人、つまりそれほど長くない距離・時間を通勤する人はそんな感じだと思います。

一方で僕はと言えば、片道2時間かけて通勤します。2時間ってすごくまとまった時間で、片道2時間、往復4時間なんとなく無意識に過ごしていたら、人生かなり損します(笑)

だから、どうやって時間を使おうか?とすごい意識的に通勤という行為を捉えるようになったのです。この生活を始める前から「時間の使い方は考えないと」と思ってはいましたが、長距離通勤生活を始めてから更に考えるようになりました。

通勤を選択肢のひとつに

さっきも言ったとおり、バーチャル空間に出社できるような会社はまだまだ稀です。多くの人は通勤することが毎日の日課になっています。


さらに、日本では(いまだに)転勤や部署のローテーション等の文化が残っていたりして、どこに住んでいるということとは関係なく、自分の意思とは関係なく、職場を移ることがありますね。

それに伴って変化するのが通勤の距離や時間や方法です。会社の都合で片道2時間の通勤を余儀なくされる人もいれば、1時間に数本しか電車が来ないような時間融通的に不便な通勤を強いられる場合もあるかもしれません。

僕の個人的な考えですが、住む場所は自分で選びたい派です。気に入った場所にずっと居続けたい派です。だから、転勤という制度なんて無くなればいいのに、とも思っています。

とは言っても、僕ひとりの力で日本から転勤という慣習を綺麗さっぱり消し去ることはできません。仮に僕が総理大臣になれたとしても難しいかもしれません。

だったら、通勤すること自体をひとつのコンテンツとして捉え、それをうまく自分の人生の中に取り入れられるようなアイデアや方法を伝えていこうと思ったのです。

毎日何気なくやっている通勤を、今より少しだけ意識的に捉えて、自分の人生にプラスになるような活用の仕方を誰もがやれるようになったらいいなと思って発信しています。

もちろん万人にうまく適用できる考え方やメソッドがあるわけではないので、まずは好むも好まざるも、僕と同じように長距離通勤している人、あるいはこれからする人が、通勤がただの”痛勤”ではなく、自分の人生を豊かにするひとつのコンテンツとして捉えられるようにしたいなと思っています。

長距離通勤することも、人生のひとつの選択肢である。

とは、かの有名な、片道2時間の通勤をフル活用して人生を豊かにしようと取り組んでいる僕の言葉ですが(笑)、長距離通勤することになった=無理、いやだ、オワコンと無意識に決めつけるのではなく、それもひとつの選ぶ価値ある選択肢にできるような、そんなコンテンツをお届けしたいと思ってブログを書いています。

おわりに

僕の伝えたいこと、伝わるかな…やっぱり伝わらないかな?(笑)とにかく僕なりに、できることをこの通勤電車の中からお伝えしていきたいと思います。


通勤に関わるお悩みや相談など、僕でよければお聞きしますのでTwitterのDMでも送っていただければと思います。ほとんど解決できないかもしれませんが(汗)、話すだけでスッキリするかもしれませんからね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
ヨシヒロ 【長距離通勤アドバイザー】
1年間で距離にして地球を約1.2周分、時間にして1080時間を通勤に費やすサラリーマン。地獄のような通勤生活?!と思いきや通勤時間をフル活用して楽しく生きています。このブログでは長距離通勤の必需品、時間の活用術、通勤にまつわる様々なコラムをお届けしています。(もちろん通勤中に)